芝生の上に、白黒の赤ちゃんパンダさんが
ごろごろ、ころん。
まるで「パンダじゅうたん」みたいに、
あちこちで転がっています。
とくに大きな動きがあるわけではなく、
ゆったりしたスピードで寝返りをうったり、
手足をばたばた動かしたりするだけ。
でもその“ゆるさ”こそが最高の癒し。
赤ちゃんパンダは運動神経がまだ発達途中なので
転がる・寝返りするくらいの
小さな動きで精いっぱいなんです。
大人のパンダさんとは違い高い声で
「ミーミー」「キューキュー」と鳴く声も、
胸がぎゅっとなるかわいさです。
ただ芝生の上に赤ちゃんパンダがいるだけ——
それなのに、こんなにも心がほどけてしまうなんて。
「ここに混ざって一緒に転がりたい…!」
そう思わずにはいられない、
夢のような光景なのでした。



