開催概要
不思議の国のアリスの物語、聞いたことあるかな?
不思議な動物たちがたくさん出てくるよ。
高島屋大阪店7階グランドホールでは、出版160周年記念 「不思議の国のアリス展」を2024年5月9日(木)から29日(水)まで開催します。
『不思議の国のアリス』及び『鏡の国のアリス』の書籍やカラー原画、再プリント版画を通じて、その全貌を日本で初めて公開。
マクミラン社のコレクションからハリー・シーカー、ジョン・マックファーレン、ディズ・ウォリスのカラー原画をはじめ、ルイス・キャロルの関連資料など、カラー原画など約250点を展示します。
開催概要を一覧表形式にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
展覧会名 | 出版160周年記念「不思議の国のアリス展」 |
会場・会期 | 高島屋大阪店7階グランドホール、2024年5月9日(木)~29日(水) |
入場時間 | 10:00~18:30(19:00閉場)※最終日は~16:30(17:00閉場) |
入場料 | 一般1,200円(前売1,000円)、大学・高校生1,000円(前売800円)、中学生以下無料 |
主催 | 「不思議の国のアリス展」実行委員会 |
特別協力 | 英国マクミラン社、株式会社タトル・モリ エイジェンシー |
翻訳 | 河合祥一郎『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』(角川文庫) |
後援 | 日本ルイス・キャロル協会 |
企画制作 | 東映株式会社 |
ホームページ | https://www.takashimaya.co.jp/store/special/alice160th/index.html |
不思議の国のアリスとは
不思議の国のアリス、鏡の国のアリス、みんな一度は聞いたことあるよね!
『不思議の国のアリス』は、170以上の言語に翻訳されているんだって。
不思議の国のアリスの起源は1862年にルイス・キャロル(本名:チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)がリデル家の三姉妹に舟遊び中に語った即興の話にあります。
この話を彼は1864年に挿絵付きの手作り本『地下の国のアリス』としてアリス・リデルに贈り、これが初の作品となりました。
アリスに現在のイメージ画がつく
1865年にはジョン・テニエルの挿絵を添えてマクミラン社から『不思議の国のアリス』として出版。
テニエルの画が現在のアリスのイメージを形作りました。
アリスがカラーになる
さらに、ハリー・シーカーがアリスをカラー化しました。青いドレスとエプロン、金髪、青いリボンを身にまとったアリス像が確立。
ジョン・マックファーレンとディズ・ウォリスによるカラー化が進み、現在のカラフルな挿絵が完成しました。
関連年表を一覧表形式にまとめました。
年 | イベント |
---|---|
1862 | ルイス・キャロルがテムズ川で舟遊び中、リデル家の三姉妹の一人から話をせがまれて即興で物語を作る。 |
1864 | ルイス・キャロルが手作り本『地下の国のアリス』をアリス・リデルにプレゼント。 |
1865 | ロンドンのマクミラン社から『不思議の国のアリス』が出版され、ジョン・テニエルが挿絵を担当。 |
1871 | 続編『鏡の国のアリス』が出版される。 |
1903 | ジョン・テニエルの挿絵の一部をカラー化した『不思議の国のアリス』が出版。 |
1911 | ハリー・シーカーがテニエルの挿絵16点をカラー化し出版。 |
1927 | ジョン・マックファーレンによる34点の彩色画が完成し、出版される。 |
1995 | 出版130周年記念として、テニエルの挿絵76点をディズ・ウォリスがカラー化し、全ての挿絵がカラー化される。 |
見どころ
出版160周年記念「不思議の国のアリス展」の見どころを3つにわけてご紹介します。
「不思議の国のアリス」のカラー原画など約250点を展示
ハリー・シーカー、ジョン・マックファーレン、ディズ・ウォリスによるカラー原画のほか、ルイス・キャロルがアリスにプレゼントした「地下の国のアリス」(復刻版)、「不思議の国のアリス」のオリジナル木版から再プリントしたジョン・テニエルの挿絵集、またルイス・キャロルの貴重な資料も展示します。
160点の挿絵の変遷を追う展示
ルイス・キャロル、ジョン・テニエル、ハリー・シーカー、ジョン・マックファーレン、ディズ・ウォリスによる約160年の挿絵の変遷を一堂に見ることができます。
「不思議の国のアリス」のはじまりの挿絵から最近のものまでを、照らし合わせてみることができる貴重な機会となります。(一部の原画となります。)
物語の一説がついたカラー原画の展示
© MPIL THE MACMILLAN ALICE™
カラー原画に物語の一節を添えて紹介することで、物語を知らない方でも楽しめる展示になっています。
そうして、耳から耳に届くかと思われるほど口を開いてニカァと笑うと、前に身を乗りだして(もう少しで塀へいから落ちそうになりながら)アリスに手をさしだしました。
(『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』河合祥一郎訳/角川文庫より)
貴重な原画・再プリント版画には、お話を添えて展示してあります。
展示作品のご紹介
展示作品を一部ご紹介します。どれも見応えありますね。
© MPIL THE MACMILLAN ALICE™
© MPIL THE MACMILLAN ALICE™
© MPIL THE MACMILLAN ALICE™
※閲覧環境により、作品画像の色が実際と異なる場合があります。
グッズの紹介
※価格は消費税を含む総額表示
ぜひ足をお運びくださいね。
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この記事の執筆者 / 監修者
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▷動物専門・ペット特化ライター&デザイナー
▷慶應義塾大学卒
▷会員制ねこ専用ホテル&シッター・キャッツカールトン代表
▷動物取扱責任者・愛玩動物飼養管理士
▷現在は猫4匹との暮らし。幼少時から犬、リス、うさぎ、鳥、金魚などさまざまな動物と過ごし、生き物を愛してやまない毎日。
▷前職は一般企業で広報、編集校正やってました。
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