朝になると、
飼い主さんの枕元へやってくる猫さん。
そろそろゴハンの時間ですが、
まだぐっすり眠っています。
そこで猫さんは、
お顔の近くまでそーっと移動。
前足を伸ばすと、
頬のあたりを優しくトントンします。
「朝ですよ」
「そろそろ起きませんか?」
そんな控えめな催促ですが、
飼い主さんはなかなか起きてくれません。
それでも大きな声で鳴いたり、
激しく前足を動かしたりせず、
もう一度、そっとトントン。
あくまでも優しく、
目覚めるのを待っています。
しかし、いくら待っても反応はなし。
猫さんもついに、
作戦を変更することにしました。
飼い主さんの体の上へ移動すると、
そのままどっしり。
前足のトントンでダメなら、
今度は自分の重みでアピールです。
最後まで騒がず静かなまま、
少しずつ圧だけを強くしていく、
遠慮がちで賢い目覚まし猫さんなのでした。



