レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)ってこんな子!

色鮮やかなボディに可愛い顔立ちのレオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)。爬虫類がはじめての人でも飼いやすく女性にも人気なんです。

今回はヒョウモントカゲモドキの生態や、飼育する上でのおすすめポイントをご紹介します。

目次

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)とは?

ヒョウモントカゲモドキは、有隣目トカゲモドキ科に分類されるトカゲ。

英名のレオパードゲッコーを略して”レオパ”の相性で親しまれています。

トカゲモドキ?

ヒョウモントカゲモドキは分類上、爬虫網 / 有鱗目 / トカゲ亜目 / ヤモリ科 / トカゲモドキ亜科に属しています。

分類上は正式にトカゲの仲間なのですが、名前に“モドキ”がついています。

これは、ヒョウモントカゲモドキがヤモリ科であるにも関わらずヤモリの特徴(可動するまぶたがないため瞬きができない・指の裏に趾下薄板という吸盤のようなものがあり壁に張り付いたり登ったりできる)を持たず、トカゲのような特徴(可動するまぶたを持ち瞬きができる・趾下薄板がない)を持っていることから名付けられたと考えられています。

レオパのおすすめポイント

レオパードゲッコーのポイントは何と言っても太くてぽってりした尾。色鮮やかな身体、大きめの頭、太い尻尾のバランスがなんとも可愛い。

ちなみにこの尾には栄養を蓄えているんです。そして危険を感じた時には自ら尾を切り捨ててしまうという…!

そんなレオパを飼育する上でのおすすめポイントをいくつかご紹介します。

★ おっとり

レオパードゲッコーはとてもおとなしく行動もおっとりしていて突発的な動きもほとんどないため、爬虫類を飼育するのが初めての人でも飼いやすくおすすめです。

また、幼体時は成体よりも動きが素早く可愛く楽しめます。

★ 丈夫な身体

もともと昼夜の温度差が大きい乾燥地帯に生息しているため、高温にも低温にも比較的強い生き物です。

また、レオパードゲッコーは多くの爬虫類の飼育に必要な紫外線照射を必要としないため、設備がコンパクトで飼育しやすいものいいところです。

★ 噛まない

レオパードゲッコーは穏やかで、滅多に噛みついてくることはありません。毒や牙も持っていないためハンドリングが可能です。

もちろん個体差はあり、幼体期や臆病な個体は防御反応(大きく口を開けたり、尾を震わせたり)をよく見せます。稀に噛みつくこともあるので無理に触らないように注意しましょう。

★ トイレを覚える

レオパードゲッコーはトイレを覚えます。

一度覚えるとほとんど同じ場所でするようになり、掃除もとても楽になるので根気よく教えることが重要です。

★ 臭わない

これは爬虫類全般に言えることですがレオパードゲッコーも臭いません。臭いは大事なポイントですよね。

★ とても静か

レオパードゲッコーは吠えたり鳴き声をあげることはほとんどありません。

個体差はありますが、大体はたまにカエルのような声(ギャというような)を出す位なのでうるさく感じるほどではないため集合住宅での飼育にも適しています。

★ 長生き

レオパードゲッコーの寿命は10年前後です。想像するよりも長いのではないでしょうか?

中には30年生きた例も知られており、大事にすれば長生きすることもあります。最期まで飼育できるのかしっかり考えた上で購入するようにしましょう。

ここが問題?

★ エサ
レオパードゲッコーの餌は主に昆虫の「コオロギ」や「ミルワーム」、個体によっては「ピンクマウス」を食べることもあります。

生き餌が死なないように世話をする必要もあり、昆虫が苦手な方には厳しいかもしれません。

★ 脱皮

レオパードゲッコーは数ヶ月に1回脱皮をします。体の表面が白っぽくなってきたら近く脱皮が始まります。

脱ぎ切らず、皮が体に残った状態を放っておくと壊死の危険があるため、うまく脱げなかった場合はぬるま湯に付けてとるなどの補助が必要です。

ヒョウモントカゲモドキ
和名:ヒョウモントカゲモドキ
学名:Eublepharis macularius
英名:Leopard gecko(レオパードゲッコー)
原産:パキスタン、アフガニスタン南東部、インド西部、イラン、イラクなどの乾燥地から半乾燥地に生息
体長:15〜25cm
体重:50〜80g
寿命:10年
価格:5000~10,000円程(数万円するものも)

レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)はおとなしくて可愛いくて魅力たっぷりだけど、飼育するには難しいことも沢山。よくよく考えて飼うようにしましょう!

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