シャンシャンはどうやって育つ?パンダの成長過程解説!

のこと。マルシェ種類ごとに一覧で紹介する動物の図鑑

上野動物園で2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃん「シャンシャン」。すくすく順調に育っていますが、この後どのように育っていくのでしょうか?ジャイアントパンダの赤ちゃんから大人になるまでの成長過程を見てみましょう。

目次

ジャイアントパンダとは?

ジャイアントパンダ

ジャイアントパンダは、食肉目クマ科ジャイアントパンダ属に分類される食肉類のこと。はっきりと分かれた白と黒の体毛や、竹を主食とするところが特徴です。2016年にIUCNの「絶滅危惧種リスト(レッドリスト)」で、以前の絶滅危惧種(endangered)から危急種(vulnerable)に変更されました。

成長過程を見てみよう

誕生

生まれたてのジャイアントパンダの赤ちゃんはとっても小さく人間の手のひらに乗ってしまうほどの大きさ。体重も100~200gほど、他の熊に比べても未熟な状態で誕生します。パンダ特有の白黒模様はまだ無く、毛も生えていないためピンク色の肌をうっすらと白い産毛が覆っているだけ。まだ目も見えず、歯もありません。小さな赤ちゃんパンダですが、鳴き声はとても大きく、自分の存在を知らせるように「ギャー、ギャー」と鳴きます。

生後1週間

一週間ほど経つと、白黒の毛が生え始めうっすらと「パンダ模様」が現れ始めます。とはいえ、まだまだ白黒はっきりしているわけではなく、滲むようなぼんやりとした模様が浮かび上がっている程度。

生後1ヶ月〜2ヶ月

ついに立派な子パンダの姿に!4週間程で白黒模様がはっきりとするようになり毛もモコモコ、全体的にころんとした体型がとっても可愛い。生後6~8週間で目も開き始めます。この頃に「はいはい」や「おすわり」ができるようになります。

生後3ヶ月

この時点で体重は5~6kg、手足が強くなり、自分の力で歩き回れるようになります。と言ってもはじめはよちよち歩き。よろよろしたり転んだりしながら1メートルくらい歩くことができるようになります。この頃から乳歯が生え始めます。

生後4〜5ヶ月

4ヶ月頃には少し走れるようになり、ころころとよく転がって遊びます。5ヶ月頃には木にも登れるようになります。幼いパンダは天敵から身を守るために木に登ります。

生後6ヶ月

好奇心旺盛!この頃から竹に興味をもち始め、おもちゃのようにして遊んだり、母親のマネをして竹を食べる練習を始めます。8ヶ月くらいまで母親のおっぱいを飲み、その後竹を食べ始めるようになります。6か月を過ぎた頃からすくすくと成長のスピードが速くなります。

生後9ヶ月〜10ヶ月

9ヶ月頃には離乳、10ヶ月頃には永久歯が生えそろい竹をばりばりと食べます。また、あまり遊ばなくなり、ご飯を食べて満腹になったら寝て、お腹が空いたら起きて、また食べて寝て…という”いっちょ前のパンダらしい”ぐーたら生活をするようになります。

生後12ヶ月(1歳)

1歳になる頃には体重も約30kgに。18ヶ月で親離れをし、大人への第一歩としてひとり立ちをします。

生後2〜3年(2〜3歳)

体重は2年で約60kg、3年で90kg近くに成長します。

生後4〜5年(4~5歳)

メスは4~5歳で大人になります。体重は約100kg

生後6〜7年(6~7歳)

オスは6~7歳で大人になります。体重は約120kg

いかがでしたか?産まれた時には100~200g位しかなかった赤ちゃんパンダが、大人になると約1000倍もの体重になるなんて…!びっくりですね!

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