お母さんが家事を始めると、
近くにやってくる猫の秀吉さん。
洗濯物を畳んでいる隣で、
ゴロゴロとのんびりしながらじっと待ちます。
「まだかな〜?」
「そろそろ構ってくれてもいいんじゃない?」
とでも言いたげな視線。
洗濯物が片付くのを静かに、
でも期待たっぷりに見守っています。
そしてついに家事が終わると…
お待ちかねの甘えん坊タイム!
お母さんの手にすりすり、お腹を見せてごろん。
「がんばったね」と言わんばかりに体を預けて、
とびきり幸せそうな顔を見せてくれます。
この時間をずっと楽しみにしていたんだね。
お母さんをひとり占めできる、
至福のひとときなのでした。
出典:ひのき猫