飼い主さんが仕事へ出かけようとすると、
チワワのフランキーさんが立ちはだかります。
その瞳は「連れてって」と
訴えるようにじっと見つめてきます。
「ごめんね、仕事に行かなくちゃ」
「そんな目で見ないで」
飼い主さんは声をかけますが、
フランキーさんの気持ちは収まりません。
小さな体をプルプル震わせ、
瞳をうるうるさせながら、
必死に気持ちを伝えようとするのです。
まるで「どうして置いていくの?」と
問いかけているみたい。
飼い主さんも胸が痛みます。
「愛してるよ」「帰ってきたら長い散歩に行こうね」と
なだめてみるものの、
その表情を見るたびに心が折れそうに。
そんな顔をされたら……
本当に仕事へ行けなくなってしまいますよね。
映像には「仕事に行かなくてはならない飼い主」と
「そばにいてほしい犬」、
ふたりの切ない関係が凝縮されています。
小さな体いっぱいで想いを伝えるフランキーさんの姿に、
思わずぎゅっと抱きしめたくなる、そんなシーンなのでした。