生後3ヶ月になる赤ちゃんのそばで、
どうしてもお世話がしたくて仕方がない犬さん。
赤ちゃんが毛布にくるまっているのを見て、
「まだ寒くない?大丈夫?」と
心配になったようです。
自分の鼻先をちょんちょんと使いながら、
毛布をむぎゅむぎゅと押し込んで、
赤ちゃんを包み込もうとする姿がなんとも健気。
器用に見えるけれど、
実は不器用さも混じったその仕草がまた可愛いのです。
まるで「ボクがお兄ちゃんだから守ってあげるよ」
と言っているかのよう。
赤ちゃんは毛布に包まれて安心そうに眠り、
犬さんはその姿をじっと見守ります。
犬は大切に思う存在に対して、「毛布をかける」
「おもちゃを持ってくる」といった
“世話を焼く”ような行動を見せることがあります。
これは群れの仲間を守る本能の表れであり、
犬と人の絆を深める行動のひとつなんです。
赤ちゃんよりもずっと大きな体を持つ犬さんが、
小さな命を大切にしようとする気持ちが
見ている人にしっかり伝わってきます。
出典:Fur Family