ソファーの表面に残る、たくさんの爪痕。
どうやら愛犬が眠るときやくつろぐとき、
時にはいたずら心で
爪を立ててガシガシしてしまった跡のようです。
大事にしていた家具が傷んで、
普通なら「せっかくのソファーがボロボロに…!」と
嘆きたくなるところ。
けれど、愛犬と長年一緒に暮らして
つけられたこれらの傷を見ていると、
不思議と怒りの気持ちは湧いてきません。
「小さな頃はこんなに爪のあとが小さかったのに」
そんな風に思うと、
一つひとつの傷が思い出そのものに感じられるのです。
見れば見るほど、「ここで一緒に遊んだな」
「ここでうたた寝していたな」と、
愛犬との時間が蘇るソファー。
気づけば、ボロボロのはずのソファーも、
飼い主さんにとっては大切な宝物!
今日も犬さんは、新しく傷を増やしたソファで
まったり幸せそうにくつろぐのでした。