飼い主が倒れたときのために|ペットの「緊急連絡カード」を作ろう

のこと。マルシェ兵庫ペット医療センター
目次

ペットを守るために「緊急連絡カード」という備え

一人暮らしや高齢の飼い主にとって、突然の病気や事故は決して珍しいことではありません。もし外出先で倒れてしまった場合、周囲の人はその人がペットを飼っていることを知りません。

その結果、飼い主が入院しても、家に残されたペットの存在が気づかれないことがあります。

こうした事態を防ぐためのシンプルな備えが「緊急連絡カード」です。
財布やスマートフォンなどにカードを入れておくことで、万が一のときにペットの存在を周囲へ知らせることができます。


財布に入れておく「ペット緊急連絡カード」

もっともシンプルで効果的なのが、財布にカードを入れておく方法です。

財布は身元確認の際に確認されることが多いため、カードが見つかる可能性が高くなります。カードには「家にペットがいます」といった一言と、連絡先を書いておくとよいでしょう。

たとえば、家族や友人、近所の知人など、ペットの世話を頼める人の連絡先を書いておくことで、万が一のときでもペットの安全につながります。紙のカードでも十分役に立つ備えです。


スマートフォンのロック画面を活用する

スマートフォンのロック画面にメッセージを表示する方法もあります。

最近のスマートフォンには、緊急時の連絡先や医療情報を登録できる機能があります。そこに「自宅にペットがいます」といった情報や、連絡してほしい人の電話番号を登録しておくと、救急対応の際に役立つことがあります。

スマートフォンは常に持ち歩くことが多いため、財布のカードとあわせて準備しておくとより安心です。


家の中にも「気づいてもらう仕組み」を作る

外出先だけでなく、自宅で倒れてしまうケースもあります。そのため、家の中にも「ペットがいることを知らせるメモ」を置いておく方法があります。

たとえば、冷蔵庫や玄関など目につきやすい場所に、ペットの存在や連絡先を書いたメモを貼っておく方法です。救急隊員や家族が家に入ったときに、すぐ気づいてもらえる可能性があります。

見守りサービスなどとあわせて、複数の方法で備えておくと安心です。


ペット緊急連絡カードに書いておきたい情報

緊急連絡カードには、次のような情報を書いておくと役立ちます。

この内容を名刺サイズの紙に印刷し、財布などに入れておきましょう。

自宅に猫がいます
名前:〇〇
頭数:2匹
連絡先:090-xxxx-xxxx
住所:東京都〇〇

ーーーーーーーーーーーーーー
ペット緊急連絡カード

私は自宅でペットを飼っています。
もし私に何かあった場合、
下記の連絡先へご連絡ください。
■ ペットの種類
□ 犬
□ 猫
□ その他(    )
■ 頭数
(   )匹
■ ペットの名前
____________________
■ 緊急連絡先
名前:________________
電話:________________

■ 自宅住所
____________________

▶ 連絡カードとあわせて
ペットの緊急連絡先リストも作っておきましょう

ペットの存在

「自宅に犬(猫)がいます」といった一文を書いておきます。

緊急連絡先

家族や友人、ペットの世話を頼める人の電話番号を書いておきます。

住所

必要に応じて自宅住所を記載します。

ペットの基本情報

頭数や種類などを書いておくと、対応する人が状況を把握しやすくなります。

カードは難しく考える必要はありません。小さなメモでも、万が一のときには大きな助けになることがあります。


小さな備えが、ペットの命を守ることもある

緊急連絡カードは、とてもシンプルな備えです。
しかし、飼い主に何かがあったとき、ペットの存在に早く気づいてもらえるかどうかは大きな違いになります。

見守りサービスや家族との連絡体制など、さまざまな方法がありますが、カードはすぐに始められる備えの一つです。

ペットと暮らしている人は、ぜひ一度「もしものとき」のことを考え、小さな準備をしてみてください。

この記事の執筆者 / 監修者

らみえる
らみえる
動物専門・ペット特化のWebライター・ディレクター・デザイナー。慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、大手企業で広報や編集校正の仕事を経て、猫専門ペットホテル猫専門ペットホテル・キャッツカールトン横浜代表、動物取扱責任者、愛玩動物飼養管理士。
幼少期から犬やリス、うさぎ、鳥、金魚など、さまざまな動物と共に過ごし、現在は4匹の猫たちと暮らしています。デザインと言葉で動物の魅力を発信し、保護活動にもつなげていきたいと思っています。
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