飼い主にもしもがあったときの備え|見守りサービス10選

のこと。マルシェ兵庫ペット医療センター

一人暮らしの飼い主に突然の病気や事故が起きたとき、ペットが取り残されてしまうケースが社会問題として知られるようになってきました。

最近は自治体の見守り制度だけでなく、民間企業が提供する見守りサービスも増えており、仕組みの選択肢は広がっています。


飼い主に突然の病気や事故が起きたとき、ペットは自分で助けを呼ぶことができません。

たとえば一人暮らしの場合、飼い主が室内で倒れてしまっても、外からは異変に気づかれないことがあります。
ペットが鳴いていても、発見まで時間がかかるケースもあります。

そのため大切になるのが、「異変に早く気づいてもらう仕組み」です。

見守りの方法には、家族や友人との連絡、自治体制度などさまざまな形がありますが、民間企業が提供する見守りサービスもその一つです。

この記事では、ペットと暮らす人にも活用できる民間の見守りサービスを、タイプごとに整理して紹介します。

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目次

ペットと暮らす人にも関係する「見守りサービス」とは

まず知っておきたいのは、民間の見守りサービスといっても種類がいくつかあるということです。

大きく分けると、次の4タイプがあります。

  • 電話・連絡型
  • センサー型
  • 訪問・宅配型
  • 位置情報アプリ型

それぞれ仕組みが違うため、自分の生活スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

ペットと暮らす人にとっては、「もしものときに誰かが異変に気づく仕組み」があるかどうかが大きなポイントになります。


ペットの異変にも気づきやすい 電話・連絡型の見守りサービス

毎日電話をかけたり、応答を確認することで安否を確認する仕組みです。

高齢者向けに作られたサービスが多く、比較的シンプルに導入できるのが特徴です。

みるりん(見守り電話サービス)

自動音声電話で高齢者の安否を確認するサービスです。
毎日電話がかかり、応答状況や緊急希望を家族へメール通知。不在時は再発信し、負担少なくペット飼育者の日常見守りに活用できます。
リンク:https://www.miruringjp.com/


ペットと暮らす家庭でも使えるセンサー型見守りサービス

生活リズムの変化や室内の動き、家電の使用状況などを検知して異常を察知する仕組みです。

在宅時間が長い方や、ペットと室内で過ごすことが多い家庭に向いています。

セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)

セコムのホームセキュリティ型見守りプラン。
生活リズムの異変を感知し、異常時には連絡や駆けつけを実施。防犯と見守りを両立したい方に向いています。
リンク:https://www.secom.co.jp/homesecurity/plan/seniorparents/

HOME ALSOK みまもりサポート

ALSOKが提供する高齢者向け見守りサービス。
センサーや緊急ボタンで異変を感知し、必要に応じて駆けつけ対応を行います。自宅でペットと暮らす方の“もしも”に備えられます。
リンク:https://www.alsok.co.jp/person/mimamori/


全日警 HAPPY GUARD みまもりプラン

全日警による一人暮らし高齢者向け見守りサービス。
センサーで動きの異常を検知し、警備員が駆けつけ対応。ペット同伴の日常で異変に備えたい方に適しています。
リンク:https://www.zennikkei.co.jp/hs/service/hearty

象印 みまもりほっとライン

電気ポットの使用状況を通信し、異常があれば家族へ通知。
日常の家電利用をそのまま見守りにつなげられます。
https://www.zojirushi-direct.com/ext/mimamori.html

ひとり暮らしのおまもり
ドアセンサーなどで生活の動きを確認し、一定時間動きがない場合に家族へ通知。
工事不要で導入できるシンプルな見守りサービス。
https://hitori-omamori.jp/

特徴

  • センサーで異変を検知
  • 必要に応じて駆けつけ対応
  • 防犯と見守りを兼ねる

ペットの異変にも気づきやすい訪問・宅配型の見守り

定期的に人が訪問することで安否を確認するタイプです。

食事宅配など日常サービスと組み合わせられるため、自然な見守りになります。


コープの夕食宅配(コープデリなど)

コープデリ生活協同組合連合会などが実施する弁当宅配サービス。
定期的に配達員が訪問するため、自然な見守りにつながります。食事と安否確認を兼ねたい方に。
リンク:https://www.coop-takuhai.jp/haisyoku/contents/beginner

宅配クック123

宅配クック123は高齢者向け専門の宅配弁当サービス。
配達時に安否確認を行い、異変時は緊急連絡先へ報告。毎日の食事と見守りを同時にサポートします。
リンク:https://takuhaicook123.jp/

郵便局のみまもりサービス

日本郵便が提供。
郵便局員が定期訪問し、利用者の様子を家族へ報告します。オンライン型もあり、離れて暮らす家族にも安心です。
リンク:https://www.post.japanpost.jp/life/mimamori/


位置情報・アプリ型

スマートフォンのアプリを使い、位置情報や操作状況で安否を確認するタイプです。

若い世代でも使いやすい方法です。

Life360(見守りアプリ)

Life360の位置情報共有アプリ。
外出・帰宅通知や緊急SOS機能付きで、家族の居場所をリアルタイム確認できます。無料プランから始められます。
リンク:https://www.life360.com


特徴

  • 無料プランあり
  • 家族や友人と共有できる
  • 外出中の状況も分かる

見守りサービスを選ぶときのポイント

サービスを選ぶときは、次の点を考えると分かりやすくなります。

  • 在宅中心か、外出が多いか
  • 家族が近くにいるか
  • 費用はどれくらいか
  • ペットの存在を周囲が知っているか

すべてを一つで解決する必要はありません。
複数の方法を組み合わせることもできます。

費用の目安

見守りサービスの費用は、仕組みによって大きく異なります。
アプリ型は無料〜数百円程度で利用できるものもありますが、センサー型や警備会社の駆けつけ型サービスは、月額数千円〜1万円前後になることもあります。

訪問型の場合は、宅配弁当などのサービス料金に見守りが含まれていることもあります。
まずは「どの程度の見守りが必要か」を考え、無理なく続けられる費用のサービスを選ぶことが大切です。


駆けつけ型か通知型か

見守りサービスには、大きく分けて「通知型」と「駆けつけ型」があります。

通知型は、異常があったときに家族や登録した連絡先へ知らせる仕組みです。比較的費用が安く、導入しやすいのが特徴です。

一方、警備会社などが提供する駆けつけ型は、異変を検知するとスタッフが現地に向かう仕組みになっています。
費用は高めですが、緊急時の対応まで含まれているため安心感があります。


ペットがいる場合の注意点

ペットと暮らしている場合は、見守りサービスを利用する際に「ペットの存在を周囲が知っているか」も大切なポイントになります。

たとえば駆けつけ対応があるサービスでは、事前にペットがいることを伝えておくと対応がスムーズになる場合があります。
また、万が一のときに備えて、家族や知人にペットの世話をお願いできる体制を考えておくことも重要です。

見守りサービスは、飼い主だけでなくペットの安全にもつながる備えと言えるでしょう。


自治体制度という選択肢もある

見守りの仕組みは、民間サービスだけではありません。

自治体が提供している

  • 緊急通報システム
  • 見守り機器補助
  • 配食見守り

などの制度もあります。

自治体の見守り制度はこちら
(自治体記事リンク)


完璧な仕組みより「気づいてもらえる状態」

見守りサービスを考えると、「どれが一番いいのか」と迷うかもしれません。

けれど、本当に大切なのは
“異変に気づいてもらえる状態”をつくることです。

民間サービス、自治体制度、家族や友人とのつながり。
どれか一つでもあれば、発見までの時間を短くできる可能性があります。

ペットを守るためにも、まずは自分に合った方法を一つ考えてみてください。

一つだけ—試してみてください。

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この記事の執筆者 / 監修者

らみえる
らみえる
動物専門・ペット特化のWebライター・ディレクター・デザイナー。慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、大手企業で広報や編集校正の仕事を経て、猫専門ペットホテル猫専門ペットホテル・キャッツカールトン横浜代表、動物取扱責任者、愛玩動物飼養管理士。
幼少期から犬やリス、うさぎ、鳥、金魚など、さまざまな動物と共に過ごし、現在は4匹の猫たちと暮らしています。デザインと言葉で動物の魅力を発信し、保護活動にもつなげていきたいと思っています。
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