【草津熱帯圏訪問】とにかく楽しいとの口コミを検証!ビューティーフィッシュの角質取りやヘビを首に巻く体験も

のこと。マルシェ種類ごとに一覧で紹介する動物の図鑑
目次

草津熱帯圏は楽しいって口コミが多いけど本当?

わたしは令和5(2023)年10月、草津熱帯圏を訪問してきました。

草津熱帯圏では爬虫類を中心に、250種1000頭を飼育しています。

女性や子供も草津熱帯圏を調べると、は虫類が中心なのに女性や子供まで実際に行ってみると予想より楽しかった!という良いレビューがほとんど。

親子4代にわたってのファンもいるんだそうですよ。

本当なのか実際に訪問した結果、若干爬虫類に苦手意識がある私も「楽しかったー」が率直な感想でした。

入場料が1100円(大人)と良心的ですが、展示内容は本格的で、動物との触れ合いもできます。徒歩圏内に大滝乃湯もあるため、帰りに温泉でリフレッシュも可能です。草津駅からもアクセスしやすいため迷っている方は行くことをお勧めします!
じゃらんに投稿されていた熱帯圏の口コミレビュー①

草津温泉の中心湯畑からの途中、草津熱帯圏からは徒歩2-3分にところにある大滝乃湯はリフレッシュスペースや食事処も充実して大人気ですよね。

外からの見た目、スペースコロニーですよね。見た目より中が広いのにもびっくりします。

ということでさっそくご紹介します。

草津熱帯圏概要

〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津286

tel:0279883271

営業時間:8:30-17:00

アクセス

アクセスについては草津温泉の中心湯畑から歩いて7-8分。車の場合は無料駐車場が100台分あり。宿へのバス送迎もしてくれて行きやすいです。

草津温泉湯畑などからのアクセスを詳しく見たい方はこちら>>

料金・割引

草津熱帯圏の基本料金はこちらです。

大人1100円
高校生800円
子供700円

料金詳細、各種割引について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

【無料】ビューティーフィッシュによる角質とり体験をしてみた

草津熱帯圏でも人気の「ビューティーフィッシュ体験」。

お肌をきれいにしてくれる魚「ドクター・フィッシュ」と呼ばれているものですが、この名称は登録商標されているため使えないとか。

ほかの場所ではよく有料で1000円くらいします。草津熱帯圏だと無料!

園長さんいわく、自分のところで繁殖させているからできるのだそうです。

手前が手を入れるところ、奥が足湯のように足を入れるところ。

園長さんが見本を見せてくれました。動かさないのがコツだそう。

わたしもやってみるとこそばゆいような!!なんとも気持ちいいです。お肌ピカッとしたかな?

消毒薬やクリームなどをつけた手で水槽にいれると、お魚が死んでしまうから、かならずそばにある水道で洗ってね!

おめでたさ満点の金のヘビで金運UP?ヘビをまいてみる体験!

草津熱帯圏ではヘビを巻く体験ができます。

残念ながらこの日はヘビの担当者がいなくて、わたしはできませんでした。やってみたかった😂

そこでSNSから実際に体験した人の口コミを拾ってみました。

黄金のヘビを巻き笑顔の女性です。

お触りできるヘビはいちおう決まっているようです。そりゃそうか

ヘビは金運の神様です。

男性も負けていません。

お触り体験もあります!

私も別なイベントでヘビに触ったことあります。ひんやりとしていて「冷血動物」という言葉が頭に浮かびました。

ザラッとしたようなツルッとしたような、不思議な感触で意外に気持ち良いです。

機会があればぜひヘビに触れてみてください!

キングコブラは最強?展示で学ぶ毒ヘビのいろいろ

ヘビの骨格を見ると牙がよく見えます。奥にあるのが予備の牙。

キングコブラに噛まれたら、1Lくらいの治療液を投与しないと命が危ないということ。

でも実際には人を自分から襲うようなことなないのですね。

草津熱帯圏の展示は、文字が大きくて、簡潔で読みやすい!よくわかります。



小さくてかわいい?オオアオムチヘビ

かわいいヘビもいましたよ。ぼくの名前は「時重(ときしげ)」。どこにいるかわかる?

わかりましたか?

大きなヘビ、小さなヘビ、めでたい感じのヘビ、悪そうなヘビ、いろいろいて、予想よりおもしろかったです。実際に行ってみてぜひ確認して!!

ド肝を抜く迫力の大型ワニの説明がエモい

温室に入るとまず度肝を抜かれるのが大型ワニたち。

そうなんです、展示しているものがなにげにすごいんです!この記事では2つご紹介します。

  1. 草津熱帯圏2大名物大型ワニ①シャムワニ
  2. 大型ワニ②マレーガビアル

ワニの見分けが😂間違っていたらご指摘ください!!

草津熱帯圏2大名物大型ワニ①シャムワニ

なんと1990年代から熱帯圏にいる二人はラブラブでした。しばらく見ていたら、くっついてイチャイチャしています。

写真にすると大きいのも小さいのもわかりにくいのだけれど…。3-4mあります。

しかし、やはり性格は獰猛(どうもう)らしい…。

入り口にはシャムワニの剥製も展示されていて記念撮影ができなす。

大きさがリアルに伝わります。外で出会ったら逃げられる気がしません。

大型ワニ②マレーガビアル

もう一つがとってもめずらしい「マレーガビアル」。

野生は2500頭ほどしかいないとのことで。ギャオス・イリスの夫婦に、子供が産まれてレギオン。平成ガメラシリーズですね。

なんと1970年産まれ、53歳です!?(2023年10月時点)

単独で写真を見てもわからないので、上から撮影してみると、人間の大きさ違いがわかります。

飼育下での繁殖に成功したのは草津熱帯圏が日本初で、世界でも2例目です。

すっぽんのお鼻はブタのよう?

鶴は千年、亀は万年、と言われます。

大きなカメがたくさんいました。4つご紹介します!

  1. ブタみたいなお鼻のすっぽん
  2. カミツキガメ/ワニガメの区別方法
  3. ケヅメリクガメの重さ体験

ブタみたいなお鼻のすっぽん

すっぽんの顔はとても愛嬌があります。

すっぽん料理店で見たことのあるすっぽんより、かなり大きいです。両手で抱えきれません。

ブタのような鼻に驚きませんか?というかこのユーモラスなお顔。

外敵に見つからないように、必要最小限の部分を水面に出して呼吸することを追求した結果なんです。

甲羅は他のカメと違って、ゴツゴツしていなくて、皮で覆われていてツルツル。軽いので機敏に動けるとか。

正直動物園の説明は教科書みたいで味気ない物も多いんですが、草津熱帯圏の展示は、あれやこれやビラチラシみたいにベタベタ貼ってあってつい全部読んでしまいました。

カミツキガメとワニガメの区別方法

カミツキガメとワニガメが並んで展示されていました。

右側の2つだね。怪獣ガメラのモデルになったのはどっちだっけ?

ガメラのモデルは、ワニガメだよ。

カミツキガメとワニガメってどう区別するの?

調べてみると「いきもの通信」にわかりやすい図がありました。

ワニガメの甲羅がトゲトゲした感じですね。(他にも細かい違いはいろいろあります。)

上の図を見てから写真を見ると、よくわかります。

こちらがワニガメ。↓

ワニガメのほうが意外に攻撃的ではないのですが、体は大きい(80cmくらい)。

ワニガメはピロピロとした舌を持っていて、これでエサをおびき寄せます。

こちらがカミツキガメ。↓

攻撃的で繁殖力が強く「特定外来生物」。

ペットとして飼いきれなくなったものが外に放たれて、カミツキガメは日本固有の生態系を壊す「特定外来生物」に、ワニガメは危険なために飼育に届け出が必要な「特定生物」に指定されています

カメに罪があるわけでなく、身勝手な理由で放棄した人間の責任です。

ケヅメリクガメの重さ体験

もっとも重いカメの重さ体験!熱帯圏で一番重いケヅメリクガメのカレツ(♂)。

日向ぼっこ中。

テリトリー意識が強く、お掃除している飼育員さんを体当たりで押し出そうするそうです。

ケツリクガメ61キロ重さ体験!

わたしはびくともしませんでした。

ミズオオトカゲは野良犬/野良猫的な位置づけ?

爬虫類好きな方ってけっこういるのですよね。オオトカゲもいくつかの種類が展示されていました。

ミズオオトカゲ、しばらく見つめ合っていて、お風呂入ってるみたいでかわいいなーって思ってしまった自分がいました。

見つめ合っていたら舌をチュルチュル出してきました。

リビングとかに普通にいることがあったりするそうです。だいぶ大きいのでやっぱりびっくりしそうです。

「もうわたし一人の体ではないのです」飼育員さんによるヒルの育成日記が話題!

草津熱帯圏で飼育されている世界最大のヒル、ネッタイチスイビルが、ネット上で大反響となっています。

ここから下は閲覧注意なので、嫌なかたは飛ばしてください。

草津熱帯圏の「ネッタイチスイビル」=熱帯血吸ヒル?漢字で書くと怖いですね。説明文を書き出してみます。

東南アジアの沼地に生息する吸血性のヒルで主な吸血対象は魚、カメ、両生類、沼をわたる水牛など。口の形がY字型でこの形にそって鋭い鋸状の歯が生えており、これで皮膚を切り裂いて吸血する」「大きさは最大で45cm、アサヒスーパードライの瓶くらいになる。そのサイズに育つには魚類や両生類の血液では栄養不足であり、ほ乳類の血液が必要となる

草津熱帯圏の展示前半

ここまでは通常の説明なのですが…

「これを書いてる飼育係はある理由で健康に拘るようになった。ニコチン増し増しの血液ではいけないのでまずタバコをやめ、ついでに腸内環境配慮のタンパク質、野菜、キノコ類中心の食事に切り替わった」「私の健康とヒルが関係あるのかって? 大アリです。なぜなら展示してるヒルの餌は…。もう私1人の体ではないのです」

草津熱帯圏の展示後半

 

…。

え、私一人の体ではない?どういうこと?

 

もともとこのネッタイチスイビルは飼育員さんがペットとして迎え入れたらしく、エサ代の節約や、ヒルを大きく育てるには哺乳類の血液が必要ということから、飼育員さんが自らの血液を差し出すようになったとか?

意外にもヒルは一部のペット愛好家がいます。医療でもヒルを使うこともあったりするようです。

あまりの大反響のためか、ヒルの飼育日誌が始まっています。

実際の写真はこちら。

うーん、この。・・・なんとも言えない質感です。

じわじわきますね!!

昆虫館には世界最大のカブトムシ・ヘラクレスオオカブトなど

草津熱帯圏には昆虫館もあります。世界最大のカブトムシなどもいました。

カブトムシの王様と呼ばれ、世界で最も体長が大きく、知名度、人気ともにナンバー1のヘラクレスオオカブト。

貴重なファーブル昆虫記の原本が山積みに!おどろきました。



タランチュラ


おまけ。タランチュラも展示。手のひら大です。意外にも「かっこいい」「きれい」という反応が多くて、「ゾワゾワする」「怖かった」という声も。

苦手な方はちょっと飛ばしてください。

ヘビとかトカゲとかは怖くても、タランチュラはフサフサと。

ということで実際に見てみると。

ガラス越しに見たときに、確かに造形として見事でした。神は細部に宿る、という言葉をなぜか思い出します。実際には絶対遭遇したくないですけれども。

(↑この上はタランチュラの画像あります↑)

いやいや、なんだか迫力に圧倒された草津熱帯圏。

爬虫類はあまり得意じゃなかったのですが、飼育員さんの説明を読んでいるうちになぜか熱中して、ちょっと好きになってしまったかも。相当に長居してしまいました。

こちらで紹介したのはごく一部。ぜひ実際に足を運んでみてくださいね!!

関連記事

楽しかった草津熱帯圏。これだけの動物を飼育するのは並大抵ではないですね。東日本大震災に続き、コロナ、窃盗事件と経営難が続く同園にはがんばってほしいと願います。

ぜひ足をお運びくださいね。

この記事の執筆者 / 監修者

らみえる
らみえる
▷動物専門・ペット特化ライター&デザイナー
▷慶應義塾大学卒
▷会員制ねこ専用ホテル&シッター・キャッツカールトン代表
▷動物取扱責任者・愛玩動物飼養管理士
▷現在は猫4匹との暮らし。幼少時から犬、リス、うさぎ、鳥、金魚などさまざまな動物と過ごし、生き物を愛してやまない毎日。
▷前職は一般企業で広報、編集校正やってました。
▷多趣味で神社検定とかいろいろ資格あり
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