【2024最新】タスマニアデビルに会える動物園はどこ？日本での歴史を総まとめ

タスマニアデビルを飼育してきた動物園のご紹介

2024年現在タスマニアデビルに日本で唯一会えるのは多摩動物公園のみ。

タスマニアデビルを過去から現坐剤にわたり、飼育していたことのある動物園は下記の３つです。

• 東京都多摩動物公園(2017年11月7日公開)
• 北海道の円山動物園(1988年2月2日公開)
• 大阪の天王寺動物園(1984年10月26日公開)

タスマニアデビルは寿命が短め(6〜7年)で、個体数が少なく現在は、国際的に保護管理されています。なかなかお目にかかれないんですね。

過去に日本で飼育されていたタスマニアデビルをご紹介しますね。

【多摩動物公園】日本で唯一タスマニアデビルに会える動物園

2024年3月14日、2頭のタスマニデビル姉妹が東京都日野市にある多摩動物公園で公開されました。

タスマニアデビルは、同じく多摩動物公園で飼育されていたテイマー(オス・2017年11月7日〜2023年10月13日）を最後に、国内での飼育数がゼロになっていました。

2024年3月から再び、多摩動物公園でのみタスマニアデビルに会えるようになりましたよ!

• ワイティー
• パピティ

二匹です。

多摩動物公園のタスマニアデビルについてくわしく記事を書きました!二匹の名前見分け方など、タスマニアデビル情報が満載です♪

過去には多摩動物公園では4匹のタスマニアデビルを飼育していました。

• テイマー(2017年11月7日〜2023年10月13日)
• ダーウェント(2017年11月7日〜2023年1月2日)
• マルジューナ(2016年5月31日〜2017年12月9日)
• メイディーナ（2016年5月31日〜2019年2月7日）

多摩動物公園概要

住所：東京都日野市程久保7-1-1

電話 042-591-1611
FAX 042-593-4351

【天王寺動物園】1894年10月26日〜1991年・大阪府

日本で初めてタスマニアデビルが公開されたのは天王寺動物園。

1984年10月26日にやってきました。

• クロベー(♂)…オス
• スー(♀) …クロベーとペア
• ダイスケ(♂)…小さいオス
• ミミ…ダイスケとペア

世界的に飼育例が少ないため、習性や飼い方に関する情報が乏しく苦労したそうです。

「なきごえ」という機関紙に「タスマニアデビルを飼育して」という飼育日誌が出ていました。

ざっと読んでみると…

• 日本にやってきたときはジェラルミンのケージ2個に2頭ずつ入っていた。噛む力が強い(※金属も噛み切るといわれる)ため、5mmほどの穴を多数あけた状態
• 最初のころだけはケンカしていましたが仲良く共存するようになった
• 硬いものが好き(骨のついた部分など)

と書かれており、愛情をかけながら試行錯誤している様子がうかがえます。

参考：なきごえ(天王寺動物園1984年12月号)

【円山動物園】北海道1988年2月2日〜1996年

日本で二番目にタスマニアデビルを飼育していた円山動物園に問い合わせてみました。

・1988年2月2日に円山動物園に来園

・メス2頭とオス1頭の3頭

・名前は無し

とのことでした。

今から35年近く前の貴重な写真は、かわいらしい姿で「デビル」とはほど遠いです。

なんと！円山動物園でタスマニアデビルを見ていた証拠写真が出てきた！！ pic.twitter.com/jYmkdok4va

— ナリス (@oi_narisun) August 21, 2016

日本国内ではなかなか見る機会のないタスマニアデビル、わたしも会いに行ってみようと思います！

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