チンチラChinchilla

チンチラ
カテゴリ ハムスター
種類 チンチラ
英語表記 Chinchilla
大きさ 25~26cm
重さ 420~600g
平均寿命 10~15年

チンチラの特徴

夜行性で身体能力が高く、ほとんど病気になることなく、丈夫で長生きをする動物です。ふわふわの被毛、ずんぐりむっくりとした体形、長い尻尾と薄くて丸い大きめの耳が特徴的です。ペットとして根強い人気があり、一度飼うと生涯チンチラ飼いになる人も多いと言われています。毛並みはスタンダードグレー、バイオレット、サファイア、シルバー、シナモン、ホワイト、ブラック、ベージュ、アルビノなどが存在し、特にバイオレットは希少さも相まって非常に人気のあるカラーとなっています。

チンチラの性格

ほとんど鳴き声を上げず、臭いも薄いため都市部のマンションでも飼いやすい動物です。学習能力が高く、好奇心旺盛で、活発です。懐くと自分の名前を覚え、呼べば寄ってきたり、膝の上で眠ったりしてくれます。感情表現は豊かで、何を考えているのかが分かりやすいため初心者であってもコミュニケーションを取りやすい動物です。1日12時間ほど睡眠をとりますが、警戒心が強いため熟睡する時間は短く、わずかな物音ですぐに目を覚まします。

チンチラの飼い方

湿度と気温変化に弱いため完全室内飼育が基本になります。しかし人間より速く走ることが出来、体長20cmほどのチンチラであっても1m以上ジャンプする身体能力を持ち合わせているため、狭いケージ内での飼育は向いていません。ケージ内に回し車やかじり木、砂遊びが出来る容器を入れておくことで多少ストレスを軽減することは出来ますが、やはりある程度は部屋の中に放し、運動させる時間を確保する必要があることを念頭に置いておきましょう。必要な運動量を確保するため部屋に放す場合には、木製・プラスチック製の家具、本、壁紙、コード類をかじらないようにしっかり観察しておきましょう。野生では乾燥した環境で暮らしているため、飼育時は湿度40%以下、気温15~22度程度を維持するように心がけましょう。食事は専用ペレットやチモシーなどの牧草、アルファルファなどを主食として与えましょう。チンチラはめったに病気になることはありませんが、いざという時に近くの病院に駆け込んだとしてもチンチラは診察できないと断られることが多いのが実情です。病気になった際に焦らずに済むように、ペットショップやブリーダーにチンチラを診察可能な動物病院の情報を聞いておくと良いでしょう。

チンチラの歴史・起源・生態

原産地はチリ北部です。野生のチンチラは標高400~1650mの山地の岩場で集団生活をしながら暮らしています。森林伐採や採掘、毛皮用に狩猟されることによって生息数は徐々に減少しています。16世紀までチンチラは原住民にしかその存在を知られていませんでした。しかし、スペイン人により現地が征服され、チンチラの毛皮の良質さが知られたことにより乱獲されるようになりました。1900年代には絶滅寸前にまで数を減らしたこともあったようです。日本に初めてチンチラがやってきたのは1961年だとされています。

チンチラの気を付けたい病気

不正咬合、子宮蓄膿症、鼻炎、気管支炎、肺炎、脱毛症、サルモネラ感染症、ティザー病、熱射病

チンチラの一口メモ

チンチラの相場価格は2022年現在2~8万円です。年齢や毛色によって値段が大きく変動します。特にホワイトやバイオレットといった希少な毛色の個体は値段が高騰する傾向にあります。チンチラの寿命は、正しい飼育下において10~15年とされていますが、20年ほど生きる個体も存在します。最寿命ギネス記録は29歳229日だそうです。

獣医師監修

本記事は、信頼性・正確性向上のために、獣医師資格保有者が監修しています。監修者の詳しいプロフィールは下記をご参照ください。

この記事の執筆者 / 監修者

獣医師もも
獣医師もも
北海道大学を次席で卒業し、獣医師資格取得。日本獣医師会会長表彰受賞。
幼少期から鳥やウサギ、犬などに囲まれて暮らし、獣医師を志しました。
大学卒業後は関東の動物病院で勤務した後、IT企業でWebディレクターとして働いています。
動物に関する正しい情報を発信したいという想いから、自身のブログ「獣医師ももブログ」 を立ち上げ、日々ブログを更新しています。

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