リスSquirrel

カテゴリ 小動物
種類 リス
英語表記 Squirrel
大きさ 7~73cm※種によって様々
重さ 10g~8㎏※種によって様々
平均寿命 ※種によって様々
特徴 リスとはネズミ目(げっ歯目)リス科に属する動物の総称です。一般的に連想されるような樹上で生活するリスの他にも、マーモット、プレーリードッグ、モモンガ、ムササビなどもリスの仲間です。日本に生息する野生のリスは6種で、そのうち3種が固有種、3種が外来種となっています。固有種である3種はニホンリス、エゾリス、エゾシマリス、外来種である3種はチョウセンシマリス、タイワンリス、キタリスです。人気のある種はシマリス、バナナリス、インドヤシリスですが、他にもペットとしてリチャードソンジリス、コロンビアジリスなどが知られています。大きくふさふさの尻尾が特徴的で、手先を器用に扱う姿やつぶらな瞳が可愛らしく、ペットとして人気のある小型動物です。
性格 リスは一般的に臆病で警戒心の強い生き物です。縄張り意識も強いため、犬や猫など他の動物との共存はリスにとって大きなストレスになります。同じく小型ペットであるハムスターと比較すると、リスはペット用としての改良が進んでいないため、人に懐くか否かは個体によって大きく差があります。中には野性味を強く残しいつまでも人に馴れない個体も存在するため、その場合には観賞用として割り切って世話を続けることも必要です。日本でペットとして飼育されることの多いシマリス、バナナリス、インドヤシリスの3種について、それぞれの性格は以下の通りになっています。シマリスはリスの中でも人に懐きやすい種として有名です。一般的なリスと同様に臆病で警戒心の強さはありますが、自由奔放で、運動好き、やんちゃ、いたずら好きな性格の個体が多いとされています。秋~冬にかけての繁殖期は「タイガー期」と呼ばれ気性が荒くなるため注意が必要です。入手のしやすさと懐きやすさから、初めてリスを飼う初心者におすすめの品種です。飼い主と一緒に遊ぶほどに馴れさせるためには、赤ちゃんリスの頃に入手し世話を始めることが必須です。しっかり馴れれば飼い主の手からエサを食べたり、フードの中に入り込んで丸まって昼寝をしたりなど可愛らしい行動をたくさん見せてくれるようになります。バナナリスはシマリスと比べるとやや人に懐きにくいリスです。臆病で神経質な性格ですので、懐かせるためには赤ちゃんリスの頃からのお世話が必須であることに留意しましょう。インドヤシリスは野性味を強く残している種です。大きな音や人との接触によりストレスを感じます。人には懐きにくいため、観賞用として飼育しましょう。いずれの種も個体によって性格や知能に差があります。ペットとどのような関わり方を望むのかをよく考えて、迎える個体を選ぶようにしましょう。
日常の世話 日本で人気のリス3種はそれぞれ大きさや体重、平均寿命に差があります。シマリスについては、大きさ12~15cm・体重90~110g・平均寿命6~10年です。バナナリスについては、大きさ17~22cm・体重150~280g・平均寿命6~8年、インドヤシリスについては、大きさ15~18cm・体重100~120g・平均寿命5~6年です。体は小さくとも野生では樹上を駆け回り生活しています。ケージの大きさは体格に合わせるのではなく、広さも高さもしっかり確保されたものを用意しましょう。ケージは静かで風通しの良いの部屋の隅に設置しましょう。リスは好奇心旺盛で動きも素早いため脱走することも多い生き物です。脱走した際の高所からの落下による骨折といったリスクを避けるためにも、ケージは床に近い位置に置くことをお勧めします。リスは一生涯歯が伸び続けます。そのため、物をかじることをしつけ等でやめさせることは出来ません。ケージ内にはかじり木などを必ず用意しましょう。他には野生での樹上生活に近付けるための登り木、運動不足解消のための回し車、ストレス発散用のおもちゃを入れておくとケージ内でより快適に過ごしてくれることでしょう。リス自体の体臭はさほどキツいものでありません。ただし排泄の回数が多いため、長時間清掃できない場合には臭いが気になることもあります。綺麗好きな個体は、決まった場所をトイレにすることもあります。トイレの場所を覚えない個体も存在しますので、その場合には小まめな清掃により清潔さを維持するようにしましょう。食事は赤ちゃんリスと大人のリスとで内容が異なります。赤ちゃんリスには、1日3~4回、動物用のミルクを直接スポイトで与えたり、柔らかいパンにはちみつや砂糖を溶いたものを含ませて与える必要があります。これを生後2か月まで続け、その後はリスの反応を見ながら徐々に大人用の食事内容に切り替えていきましょう。大人のリスには専用のペレットの他、植物の種子、木の実、葉、芽、花、穀物類、野菜、果物などを与えましょう。草食ですが、ネギ類、ホウレンソウ、アボガド、梅、チョコレート、落花生などを与えると栄養障害などを起こし健康を害してしまいます。専用フード以外のものを与える場合には必ず事前に調べる、もしくはペットショップの店員や動物病院などで相談するようにしましょう。野生のリスは寒い時期に冬眠することで知られています。しかし、冬眠は基本的には非常にエネルギーを使う行為であるため、体力のない個体はそのまま死んでしまう可能性もあります。そのためペットとして飼育しているリスについては冬眠しないように環境を整えることが推奨されています。通年で室温20~25℃を目安に維持し、ペット用ヒーターなどを活用しながら冬眠を防ぐようにしましょう。
歴史・起源・生態 リスの起源は現代のモモンガ類に似た生物で、3600万年前の北半球に存在していたと考えられています。現在はごく一部の地域を除き全世界に分布しています。多くのリスは昼行性・薄明薄暮性ですが、モモンガなどの種は夜行性であることが知られています。自然界においては被捕食者であり、蛇、クマ、カラス、鷹、フクロウなどが天敵です。日本でペットとして飼育されているリスの多くは海外から輸入されています。本来、北海道にしかしないはずのシマリスですが、近年日本各地で見られるようになっています。これは、脱走や飼い主が飼えなくなったリスを山に放した結果、野生化した個体が繁殖したことが原因と考えられています。
気を付けたい病気 不正咬合、自咬症、骨折、皮膚炎、風邪
一口メモ リスの相場価格は2022年現在シマリス5000~10000円前後、バナナリス60000円前後、インドヤシリスは流通量が少ないため一定の平均価格というものが存在しませんが、希少性のため高額になるケースが多いようです。リスは「栗鼠」と表記されますが、これは栗などの木の実を食べるネズミに似た生き物、という意味で名付けられました。他にも素早く気を昇り降りする様子から「木鼠」と表記されることもあります。
著者情報 どうぶつのこと。運営スタッフ

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